ヘッドライトコーティング作業

【 作業動画】

・この動画は、廃車から取り外したヘッドライトに作業したものです。

・コーティング剤の塗り方にコツがあり、少しだけ練習が必要です。練習用ヘッドライトを磨いて、塗って、また磨いてコーティング剤を落として、また塗って・・・という練習をして、自信をつけてから本番にのぞんでください。

 

・濡れ拭きして、ヘッドライトのドロ、ホコリなどの汚れを落とします。

・乾拭きして、マスキングテープでマスキングします。

(マスキングテープはヘッドライトにかからないように、ボディ側に貼ってください)

・スポンジ研磨剤を4分の1サイズにカットしておきます。


・水をスプレーして、スポンジ研磨剤でヘッドライトを磨きます。

・黄色い研ぎ汁が出てきますが、しばらく磨くと白い汁になります。そこまで磨いてください。

・動画ではスーパーファイン(赤)から磨いていますが、ヘッドライトの黄変・白濁のようすによって、開始する番手を決定してください。


・スポンジ研磨剤は

スーパーファイン (赤)が  320番~  600番

ウルトラファイン (青)が  600番~1000番

マイクロファイン (緑)が1200番~1500番

となっております。

ヘッドライトに強く当ててこするとよく磨け、軽く当ててこすると軽い磨きのレベルになります。


・バフレックスをパッドに取り付けて磨きます。

・シングル、ギア、ダブルのいずれかのポリッシャーで磨いても良いのですが、手磨きでも充分です。


・磨きはすべて水をスプレーして磨く「湿式」でおこないましたが、磨き後に濡れ拭き・乾拭きをしてヘッドライトが乾くと、結構白っぽくなります。

・コーティングすると、ヘッドライトはクリアに輝きますので、安心してください。

・水で濡れたマスキングテープをはずして、再度マスキングテープでマスキングしてください。


・コーティング剤の缶をよく振って、紙コップにそそぎます。

・スポンジパフを紙コップに入れて、コーティング剤をしみこませます。

・スポンジパフのとがった部分を筆先のようにして、コーティング剤を塗っていきます。ゆっくり、一定速度で塗ってください。

・一つ前に塗った部分に少しかかるようにして塗っていきます。塗ってない部分がスジ状に残らないように気をつけてください。


・15分以上すると、手で触っても引っ付かないくらいに硬化します。

・塗りスジの段差などの気になる部分があるようでしたら、仕上げ磨きをしてください。

・クロスにコンパウンドを付けて手磨きするだけです。

・ポリッシャーがありましたら、スポンジパフにコンパウンドを付けて軽く磨いてください。

・仕上げ磨きをすると、表面がツルツルになります。